2016/11/26 鳥取賀露港海鮮市場「かろいち」さんより講師を招き、「親ガニ丼を作る」料理教室を開いていただきました。 親ガニは鳥取で松葉ガニのメスのことをしめします。 地域によっては、セコガニ、香箱ガニ(こうばこ)と呼ばれたりもしているようですね。11月初旬から12月末での2ヶ月しか漁が行われない(禁漁となる)ため、今のこの時期は非常に貴重な時期となります。 オスより小ぶりですが、内子・外子とよばれる卵をもち、味も濃厚といわれ、鳥取では家庭で、松葉ガニのオスよりも食べられるといわれるほどです。 さて、今回はこのメスのカニ=親ガニをさばき、丼をつくるわけですが、さすが魚のプロの説明。 コツをおしえていただき、かんたんに殻を開け、また身を取り出すことができるようになりました。 一人3枚ほど殻を開けましたが、3枚目をおこなうころには、皆さんなれてきて、効率よくきれいにむいていました。 そのなかでも、この動画。 お店ではよく出てくる足の身ですが、足が細くなかなか包丁やハサミで取り出すのはむずかしいところです。ただ、すりこぎで関節からグリっと押し出せば・・・かんたん!

知らない私達には、目からウロコ(かに?)のテクニックでした。 殻をむいて、身を取り出してしまえば難しいことはなく、ご飯に盛り付けて、好みで醤油を垂らして食べるだけ。別途、半分に切った親ガニで味噌汁も作りました。

親がにを使った丼とお味噌汁

今後は家でカニを食べる際も、臆することなく立ち向かえそうです。みなさまも、ぜひチャンスがあれば、親ガニをご賞味いただければとおもいます。